環境省が推進するウォータープロジェクトに参加。NPO西林はこれまで、森林の大切さを啓蒙する活動を中心に行ってきました。森林は地球の肺とも言われ、二酸化炭素の吸収や生物多様性の保護に重要な役割を果たしています。森林は雨水を吸収し、地下水として蓄えることで、安定した水供給を支える役割を果たしています。ウォータープロジェクトへの参加を通じて、私たちは森林の保全活動をさらに拡大し、水源の保全にも取り組み始めました。

2024年3月。環境省がすすめる30by30（サーティ・バイ・サーティ）に登録。2030年までに地球の陸・海それぞれの30％の面積を保全するという目標に賛同し、SEIRINの森を自然共生サイトへの登録を目指しています。

2024年3月。宮崎県民間初の森林経営活動方法論によるJクレジットプロジェクト認証。
当団体とヤマサンTree Farmが共同して行う美郷町森林保全活動の「松の内ハロウ」がJクレジットプロジェクトとして正式に認証されました。

2023年12月。SGEC/PEFCジャパンにより宮崎県美郷町のSGEC認証林から直送されたスギ・ヒノキを用いたクリスマスリース・ワークショップを赤坂のアークヒルズで開催されました。生の葉を使用したリース作りが特に好評で、「香りが良い」「SDGsにつながるクリスマスリース」といった参加者からのポジティブなコメントが多数寄せられました。全40席は申込開始と同時に完売し、親子やご家族での参加者も多く、楽しいイベントとなりました。

2023年11月。山形県飯豊町「道の駅いいで」で開催された防災道の駅社会実験に美郷町のSGEC認証材を使用したトレーラーハウスが展示されました。このトレーラーハウスは、通常は宿泊、店舗などに利用され、災害時に避難場所としての活用ができるものです。国土交通省の実験プロジェクトとして、認証材を利用したトレーラーハウスが採用されています。

2023年6月。認証材加工のためのプロジェクト「もりをふやそう」がSGEC COC認証を取得。有限会社畝原工務店と当団体が進める宮崎県の認証材を遡及させ、森林環境サポートをする活動が始まりました。

2023年4。神奈川県横須賀市にリニューアル・オープンした「長井海の手公園・ソレイユの丘」の
「ヒルトップレセプション」と、温室を改修して誕生した地域の交流拠点「長井ベース」の建物に、美郷町のSGEC認証材が使用されました。環境への配慮や CSR 活動、SDGs への取り組みに貢献することができる森林認証材の今後さらに公共施設での使用事例が増えることを期待します。

2023年3月。宮崎県美郷町の特産日向備長炭の原木となるアラカシの苗を植える植樹祭を開催。日本三大備長炭のひとつ「日向備長炭」を生産している美郷町。その「日向備長炭」の原木となるアラカシを増やし、豊かな森を育てる試みです。この日1500本のアラカシの苗がSGEC認証林に植樹されました。

2022年11月。美郷町森林保全活動の一環として、子どもたちの未来の森づくり事業「もりをふやそう～美郷町からはじまる～」植樹イベントを開催。町内の美郷みどりの少年団を中心に町内外の参加者を集い、鬼神野神社内6,000平米に約800本の植樹をしました。本植樹イベントは美郷町立美郷南学園の3年生から6年生の教育プログラムとして採用されています。

さかのぼること2年、高千穂神社800年杉のDNAを保存するために、当団体は高千穂神社より神社杉を譲り受け培養をしていました。2022年3月に行われたご神木拝領の儀「勧請の儀」は厳かに非公開で行われ、枝を摘む器具にお祓いをし、杉にまつわる神楽「杉登り」が舞われました。「杉登り」の意味は、高千穂では古来から杉は神々が降臨、宿る樹として神社境内に植えられているため杉登りは「神登り」の意だともいわれています。これから当団体にて管理され高千穂神社へ植樹する予定です。

2022年3月。九州山間部の街の活性化のため、自然茶「山茶一之源」プロデュース。九州中山間部に自生する天然自然茶を丁寧に手摘みし、日本を代表する茶師：興梠洋一氏により伝統の釜炒り焙じ（茶葉を蒸さず、そのまま釜で仕上げる地域に伝わる釜炒り製法）で仕立てました。